お酒があまり得意ではない東方神起(TVXQ)のユンホだが、ある時だけ豪快にお酒を飲むという。そこに隠された彼らしいエピソードが若い世代を中心に話題を集めている。

ステージでの華麗なパフォーマンスだけでなく、最近では精力的にバラエティー番組に出演し、新たな一面を披露している東方神起(TVXQ)のユンホ。
現在、オンラインコミュニティーサイトにおいて、何ごとにおいても情熱を持って接するユンホならではの”お酒”に関するエピソードが注目を集めている。

お酒のエピソードが話題となっているユンホ

東方神起(TVXQ)のユンホ(画像出典:ユンホ公式Instagram)

ユンホ愛が止まらない韓国芸能人と言えば、ラッパーのDinDin(ディンディン)。彼が韓国のあるバラエティー番組でユンホと共演した際に繰り広げられたエピソードがインターネット上を中心に盛り上がりを見せている。

そのエピソードとは――。

ユンホのことが好きなことで有名なDinDin

ラッパーのDinDin(画像出典:DinDin公式Instagram)

お酒が弱いことで知られるユンホだが、お酒を飲む時は日程を決めて、その日だけとことん楽しむことにしているそうだ。そんな彼が1日でお酒を56杯も飲んだという。

そこにはこのような背景があった。

あるレストランに到着したユンホとDinDin。
会場には先に到着したスタッフたちがすでに席に着いていた。するといきなり、ユンホがスタッフの人数を数え始めたそう。そしてDinDinに向かって「DinDin、ここには56人のスタッフがいるね」と話しかけ、続いてユンホは「今日は56杯、飲むよ」とこっそりと宣言したという。

ユンホのお酒エピソードが明かされた

DinDinがユンホのお酒エピソードを話した(画像出典:놀면 뭐하니? YouTube動画キャプチャー)

これまでのユンホが持つ美談をご存知の方ならば、この文章だけで”なぜ彼が56杯も飲むのか”をお分かりになるのではないか。

ユンホはこの発言について、このように説明をしている。
「スタッフの方々が多く苦労されて、自分たちがステージで輝くことが出来る。その方々と1対1で顔を合わせることで真心を込めてお話しができるし、感謝も伝えられる」とのことだ。

余談であるが、スタッフがグラスを持ってユンホの元に来るのではない。ユンホがグラスを持ち、スタッフ1人1人を訪ねて感謝の言葉を伝えているのだ。この行動についてユンホは「56人が僕の所に来るのではなく、僕がスタッフの元へと行くことが筋だと思っている」と述べている。

なぜ56杯も飲むのか、熱く語るユンホ

ユンホ「56杯も飲むのは、スタッフの方々が多く苦労されているから‥」と話すユンホ(画像出典:놀면 뭐하니? YouTube動画キャプチャー)

K-POPの帝王とまで呼ばれ、アジア全域をはじめ欧州でも人気を博すワールドスターとなった東方神起だが、ユンホは自身のステータスに驕ることなく、スタッフに感謝を忘れないという初心を今でも怠らずに貫いている。

乾杯の際に使用したのは、韓国ドラマでよく見かけるお猪口のようなグラスだと推測されるが、とは言え56杯となるとかなりの量だ。韓国の焼酎で言えば8本分に相当する。
一見、怯んでしまいそうな量だが、この莫大な量など気にも留めず、お礼と労いの言葉を伝えるためにそれを行動に移したユンホ。相手に対して感謝の意を込め、失礼の無いよう礼儀を重んじた結果だろう。

東方神起のメンバーとして活躍するユンホ

あらゆる世代から人気を集めるユンホ(画像出典:TVXQ公式Twitter)

この美談が話題となっているオンラインコミュニティーサイト”the qoo”は、若い年齢層のユーザーが訪れることで知られている。
この世代にとって東方神起とは、数多くの楽曲やパフォーマンスよりも、テレビやユーチューブなどのバラエティー番組などを通じて知る”人柄”や”武勇伝”の方が馴染みがあり、多く広まっている。

その彼らが今回のエピソードに寄せたコメントには、「56杯も‥すごい!」「56杯!? メンタルで耐えたの?」「このお兄さん、お酒も一生懸命に飲むのね」「本人のインタビューでお酒はあまり飲めないって言ってたのに」「お酒の場でも情熱的なんだ」「心を穏やかにしたい時はユンホを検索して見ればいい」など、礼儀正しく律儀な態度や枯れることのない情熱を称賛する声が多く届けられていた。

このような姿を披露できるのは、”情熱マンスール”と呼ばれるユンホならではであろう。
誠実さと謙虚さを持ち合わせ、常に礼儀正しく行動するユンホを称賛すると同時に、それを重んじるあまり自身の体調を崩さないようにしてもらいたいという親心(?)も呼び起こさせる。あらゆる世代から愛されるスター、ユンホらしい心温まる美談であった。