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東方神起 ユンホ、生き方を通じて示す“男神”のような姿

 

 

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東方神起 ユンホ、生き方を通じて示す“男神”のような姿 鍛え抜かれた心身、ピュアさで魅了

 

 

 

男神――。

東方神起『まなざし』

 

 

東方神起のユンホのことを、人々は愛と尊敬を込めて、そんなふうに呼ぶ。「男神」とは、美しい容姿もさることながら、自分を律し続ける厳しさ、みなにやさしく接する心の温かさ、ダメなものはダメだと戒める強さ……まさに「男の中の男」を示す言葉。人として正しい道を歩み、その人がいるだけで周囲の人間も思わず背筋が伸びるような存在だ。

 もともとは「白馬の王子様」のように、なかなか現実にはいないものとして使われてきた言葉だった。だが、東方神起のユンホを知れば、誰もが痛感せずにはいられない。「男神は、現実に存在するのだ」と。

 

 

「男らしさ」という言葉は、時代や国によって異なる。昨今では、その言葉そのものがちょっぴりデリケートな響きを持つようになった。だが、その根底にある「こんな男性がカッコいい」という本質的な男性的魅力は変わらないように感じる。その時代や国を超えて抱く「男性的魅力」をユンホという人は網羅しているのだ。

妥協なしの鍛え抜かれた心身

 ユンホの代名詞とも言えるダイナミックなダンスは、その体幹の強さがなければ成り立たない。身長184cmの肉体を機敏に動かす筋肉はもちろん、振り上げた長い手足に身体が持っていかれないように耐える力も重要だ。34歳となった現在も、ライブで片手でバク転を披露するなど、彼のパフォーマンスは衰えを知らない。もともと合気道やテコンドーで優秀な成績を修めてきたユンホ。彼のダンスが気迫に満ちているのは、武道の心得が備わっているからだろう。

東方神起 / LIVE TOUR 2018 ~TOMORROW~ 全曲ダイジェスト(180sec)

 2018年3月にオンエアされた韓国の人気バラエティ番組『私は一人で暮らす(邦題:シングル男のハッピーライフ)』(MBC)では、自宅のリビングで情熱的にダンスをする姿が映し出された。観客に見立てたぬいぐるみをソファーに並べるところには、スタジオから笑いが起きるが、本番さながらのキレのある動きには思わずため息が漏れる。ぬいぐるみを使って、常に見られているという意識を持ち続けること。そのやり方も考え方もまっすぐで、改めて頭が下がる。1人でいるときだからこそ、自分に嘘をつけない。いつだって全方位に全力なライブパフォーマンスを支えているのは、そんな心身の鍛錬の賜物だ。

大切なものを守り抜くリーダーシップ

 ユンホの芸能界入りは、親との反対を押し切るところからスタートしている。14歳で家出同然でSMエンターテインメントの練習生となったため、金銭面で親元を頼れない、と除雪作業などのアルバイトも手がける日々。ときにはソウル駅や公園で寝泊まりしたこともあったそうだ。不屈の精神でスキルを磨き、エース的存在になったユンホ。元来、本気でやると決めたら、とことんやり抜く、強い責任感の持ち主なのだ。

 そして2004年にジェジュンジュンス、ユチョン、そしてチャンミンと5人で、東方神起としてデビュー。当時、ユンホはTV番組で「ファンの子が濡れ衣を着せられる」ドッキリを仕掛けられたことがある。スリだと疑われたファンの子をかばい、とっさに「僕のいとこです。僕が話を聞きます」と前に立ち守る。仕掛け人の1人であったチャンミンがわざと「何です?」と声を荒げると、「お前は口を出すな」と冷静に静止。ファンも、そしてメンバーも傷つくことがないように、自分が盾になろうとする姿が印象的だった。

 例え、怒りを覚えても感情的にならず、どのように立ち振る舞えば大切なものを守れるのか、理知的な言動を心がける。そんな強さがにじみ出る。一方で、ドッキリであったことを告げられると、苦笑いしながらよろよろとメンバーのもとへ駆け寄る姿も。そう、彼は決して生まれながらの「神」などではないのだ。他の人と変わらぬ弱い人間でありながら、強いリーダーとして東方神起を守ろうと、努力し続けているということがわかる。

 

 

年々少年の心に近づくピュアさ

 ご存知の通り、東方神起の歩みは決して平坦ではなかった。韓国では瞬く間にスターダムを駆け上がったが、日本ではそこからまた3年の下積み時代が待ち受ける。ようやくその辛い日々が終わると、今度は人気絶頂期にしてメンバー3人が別の道を歩むことに。リーダーのユンホが選んだのは「東方神起」という大切な世界を守ることだった。

 もちろん、身も心もたくさん傷つくことになった。振り返ってみればユンホの歩みは、練習生になったときから逆境の中で、もがき続ける連続だ。称賛の声が上がれば、それ以上に鋭い言葉も投げかけられる。他の誰かが、彼の人生を体験したら、あっという間に擦れてしまうかもしれない。だが、ユンホはどんなに苦しい状況でも彼の口から出るのは恨み言でも弱音でもなく、それでも応援してくれるファンへの感謝の言葉だった。

 きっと悲しい思いをするたびに、純粋な愛情に目を向ける努力を続けてきたのだろう。年を重ね、レジェンドと呼ばれるようになる一方で、年々彼の言動に可愛らしさを感じるのは、ユンホを通じて世の中にピュアさを見ているからかもしれない。2019年8月には『シングル男のハッピーライフ』で、親友のBoAと遊園地に向かうと、2人はトラの耳を付けて大喜び。30代男女のデートというよりも、幼なじみ男の子と女の子がはしゃいでいるかのよう。長年トップを走り続けてきた2人には、通じるものがあるに違いない。

 世の中に笑顔を届けるエンターテイナーは、同時に弱さや悲しみと闘い続けるソルジャーでもある。強く、やさしく、そして美しく。こんなふうにカッコよく生きられたら。きっとユンホを応援する多くの人が、その生き方そのものに惚れ込んでいる。苦悩の分だけ歌に説得力が増し、乗り越えた分だけ表現力が豊かになっていく。

 隣を歩くチャンミンとの関係も、リーダーと末っ子から、気づけば頼もしいバディになった。ユンホが守るべきものと思っていたファンも、「東方神起」を守るチームの一員に。ユンホはつくづく、人々の上に立つ「神」ではなく、人々を懐に受け入れる生きる「男神」。これからも彼は私たちに見せつけてくれるだろう。「男の中の男」とは、どんな人間なのかを。